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takashiの独り言

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独り言、再開?ランディング失敗談

いつまでも、落ち込んでいても明るい未来は開けないので
気持ちを切り替えて、前を向いていこうと思う。

営業中のお客様からも、ブログやめないで!と言われたので
独り言も再開します。更新はぼちぼちですが。

日本選手権参加者は知っていると思いますが、先日の日本選手権の初日の
ゴールで、強い北風が吹き込みはじめたタイミングでランディングをすることになり、
アプローチにも甘さがあり、ランディングゾーンにショート。
まだビニールのかかっていないビニールハウスの上に降りてしまいました。
事後処理は大会役員と一部選手にも協力してもらい、なんとかその日のうちに、
一応は終えることができました。

この日の成績が次の日の朝、発表されましたが、この行為が危険行為とされて、
最初、フライト失格、0点とされました。
その後、いろいろあって、結局ペナルティーで得点50%減点、警告1が与えられました。
この裁定に関しては、私は何も言うことはできません。

今回、やってしまった事から学んだこと
1、特に悪条件下では着地場所を選ぶことができる状況であれば、より安全な場所を選ぶべきである。地形的な制約が多い日本においてはゴールランディングが安全であるとは限らない。

2、強風下における大きな建造物(物体)のタービュランス(乱流)は想像以上に大きいので、たとえ高度はあっても大きな建造物の風下側を飛ぶべきではない。

3、アプローチコースは風向きに必要以上にこだわるよりも、万が一の際にも、より被害が少ないコースを選択するべきである。

今回のランディングミスの直接的な原因は、ファイナルターンの際に飛行場のハンガー(格納庫)のタービュランス域に入ってしまった為である。風が強い状況だったのでファイナルターンの高度はもちろんハンガーの高さより高かったと思うが、それでも1ターンで一気に20m近く落とされた。特に風の変わり目は風速は一定せず、正確に風速を読むのは難しい。大きな物体の風下側は飛ばないで済むものなら、飛ぶべきではない。

今回の私の状況ではゴールランディングに降ろす選択は仕方がない状況であった。
もっと、粘って(上げて)いればますます風が強くなったし、先にゴールしている選手、ゴール役員もゴールにいたわけであのタイミングで他の場所に下りるよりも、ゴールに降りたほうが、もしもの時も安全だったと思う。もしもの時になってしまったのは悲しいですが。
アプローチの計画も含めた私のランディング技術がまだまだ未熟だったということです。

飛び出したら、必ず降りなければなりません。
ランディングに関しては特により高い判断力、技術を身に付けていきたいです。
by taka_sunama | 2007-03-30 19:48 | technic
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