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takashiの独り言

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意外に知らないテイクオフテクニックその2

横にステップする事による、とられの修正

何のこっちゃ?って感じですが、私は風が強めで、なかなかテイクオフしにくい時に、わりと使っています。

要は、とられの修正のテクニックのひとつですが、
例えば風が強くてなかなかホールドが定まらない。何回やっても左翼が上げられる。なんとか水平を保って出ようとするが、やっぱり左翼が浮き上がる力を感じる(右にとられる)時、前回のダイナミックコントロールをしながら、半歩真横に右に動くと、機体を少し逆方向(左に)傾ける事が出来ます。左翼が上げられる力とバランスがとれ、この瞬間を逃さず、前に走り出すと、まっすぐテイクオフ出来ます。

普通の条件のテイクオフでも、右にとられだしたら、とられた側の右に動くのが正解です。とられた側に動く事によって、とられをそれ以上大きくさせない事ができます。

たぶん、パラグライダーのグラハンがある程度できる人にはよく理解できると思うのですが、とられた側に動く事によって、パラの真下に入って、翼の傾きを直すのと同じです。
ハングの場合、テイクオフで走り出した後にとられると、とられを完全に直すのは難しいのですが、とられた側に少し動く事によって、とられる力を分散させるというか、小さくする事ができます。

なんだか、難しそうですが、前回のダイナミックコントロールはあくまで力づくで、機体の傾きを直すテクニックですが、今回の横動きは機体に逆らわずに引っ張られる方向に少し動く事によって、とられの力をいなす感じです。

これは、なかなか練習が難しいのですが、原理を理解するにはパラグライダーのグラハンが一番です。引っ張られる方向に先回りして、翼の真下に入ると、パラの傾きを直せます。
ハングのグラハンでも、意識しながらやれば、理解できるかもしれません。
関西の学生は、砂丘で練習する時に、意識してやってみて下さい。

もっとも、感のいい人はとっくに分かっている話だろうし、砂丘の強風でたくさん練習した人にとっては当たり前の事かもしれませんが、よく分かっていない人も多いと思います。
わからない人は、近くのベテランインストラクターに聞いてみて下さい。

ちなみに私も、前回のダイナミックコントロールと、今回の横動きのテクニックを身に付ける前は、風がちょっと悪いと、とられまくって危なっかしいテイクオフをしていましたが、この2つのテクニックを身につけてからは、ちょっと風が悪くても、比較的、危なげなくテイクオフできるようになりました。

ただ、過信して風を見誤ると、こんな小細工なテクニックは全く歯が立たないで、一気にもっていかれる事もあります。あくまで、いい風を選んでテイクオフする事が基本です。

でも、いくらいい風を選んでも、一歩目でとられる事もあるので、それでもスタチンしない為には、いろんなテクニックを身につける必要があると思います。

わかりにくくて、すいません。
m(__)m
by taka_sunama | 2013-09-12 21:09 | technic
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