takashiの独り言

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2016年7月18日 霊石でのフライトで気がついた事

自分用メモ
1 良いサーマルは渋そうに感じるリフト帯の近くにある。つまりリフト帯に入っている時はサーマルにヒットするチャンスなので、より慎重にサーマルを探るべき。
2 雲を観察することは絶対に必要。雲の下に行っても上がらないことはよくあるが、やはりリフトの形跡なのでよく観察しなければ、結局いつまでたっても理解出来ない。良いサーマルにヒット出来なくてもリフトラインに乗せて沈下を抑えてグライドできることもある。
3 マツは絶対的な要チェックパイロット。とにかく、マツ君は上手いので、見つけたら視界に入れておく価値の高いパイロットですね。

まあ、世界の常識ですかね⁈
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# by taka_sunama | 2016-07-18 22:22 | technic | Comments(0)

2016/05/02 霊石

晴れ
西日本の本流は南西風
鳥取は徐々に海風と思われる北風が入る予報

いつもの時間に集まって北TOで準備して状況を観察。TO付近は南風なれど、地表付近は既に北風が入っている模様。11:50過ぎにTO右前でトンビが上げ出しTO+70mくらいゲイン。続いてサーマルブローっぽい北風が吹いて、テイクオフすることにする。
12時ちょっと前に1番手でテイクオフ。先ほどトンビが上げていたところを探ってみるがイマイチ。なので第2プランの南西斜面への回りこみを実行。直ぐにヒットしたわけではないが、リフト帯を探るうちにまずまずのサーマルにヒット。サーマルは明らかに南風に流される。きくりんも上げてきたので一緒に上げて1000mちょっと。もう少し上げれば砂場チャレンジが出来そうなので何度も切り返して高度を稼ぐ。途中きくりんは中途半端に動いて高度を失ってしまっていた。
結局、海抜1200mほどでサーマル離脱、北へグライド。低くなれば北風にぶつかるのは目に見えているので、慎重なピッチ操作とコース取りで砂場に向かう。高度約450mくらいで砂場到着。
ほぼ最後まで南南西くらいの風だったが、地表付近は北西5〜6m/s。I landed safe.

きくりんは少し山から離れても上げていたので下層のコンバージェンスをうまく使っていた、とも言えるが、砂間が飛んだ空域はほとんど全部南風だった。この日は全体的には400m以上は南風が残り、海風がしっかり入った時に霊石のリッジとサーマルで600mくらいまで上がったんだと思う。
北風爆風になったのも南風がわりと低い高度まで蓋をしていたので海風のパワーが増幅されたのではないだろうか。
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これは5/1の大佐山

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5/2 霊石山のフライトデータ


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# by taka_sunama | 2016-05-04 08:28 | Flight Log | Comments(0)

技術ヒントメモ2

The secrets of some special pilots.
1、サーマルの活発な空域は規模は違っても風がぶつかっている場所が多い。
2、風は高度によっても違うし、地形の影響もうける。風が吹き抜けるような場所は下降風帯になることもある。
3、クロカンはコンディション以上の記録は出ない。飛び続けることが大事。
4、川はそのエリアで一番高度が低い。河原の石は暖まり易い。川の水は冷たくて流れている。だから川はトリガーにもなるし、リフト帯も形成され易い。
5、グライド中もソアリング中と同じように修正していく。翼が上げられる方に寄せていけばリフト帯につながる。
6、リフト帯、シンク帯でグライダーのピッチの動きに合わせたドルフィン飛行。
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# by taka_sunama | 2016-04-18 22:21 | technic | Comments(0)

迷っている間に高度はどんどん落ちていきますよ。

ハンググライダーのコンペでもフリーフライトでも、上手な人は、何というかスムーズで効率よく広範囲を飛んでしまいますが、そこまで上手でない人との違いは何でしょう?
ひとことでいうと、上手な人は迷いがない、と言えると思います。数ヶ月前に霊石で飛んでいる時に気が付いたのですが、そのパイロットはとても基本技術は高く、若い人からも尊敬されるほどだし、頭も良く知識も豊富なのですが、ソアリング中もサーマル間の移動も上げきってからのグライドも迷いまくっているのがグライダーの動きに現れていて、迷っている時はたいていシンクの中を飛んでしまっているので、せっかく頑張って高度を上げても、その高度を活かした飛びが出来ません。
はっきり言うと考え過ぎで、判断のスピードが遅く、迷っている内にどんどん高度を落としています。
いろいろな知識を身につけることは大事ですが、フライト中は自分が良いと感じる方に素直にフライトした方が結局は良いフライトにつながっていくと思います。たとえその判断が間違っていたとしても、判断できずに迷っている間に高度を失い降りてしまうよりは、サッサと判断して自分の行きたい方に行った方が後悔は少ないはずです。
話は飛躍しますが、コンペでよく大量ゴールのスピードレースと言われるタスクがありますが、何となくベースバーの引き込み勝負みたいな言葉の印象ですが、ほとんどの場合はサーマルの見切りやコース取りの判断の良さや判断の速さのレースで、ベースバーの引き込み勝負になるのはファイナルグライドで高度が無駄に余ってしまった場合だけです。
刻々と変わる気象条件の中で自分で風の流れをイメージして次々と判断を下して、飛んでいく。ハンググライダーって楽しいなあ。

判断の中に、自分の中の安全マージンを加味することを忘れずに。

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# by taka_sunama | 2015-11-09 11:11 | technic | Comments(0)

2015/9/23 足尾 日本選手権 Day5

晴れ 南東〜南西の風 雲底1600m
タスク TO→スタートビッグシリンダー→猿公園→高根沢町仁井田駅→黒羽ニコンゴール 総距離約80km
効率よく速く飛べたという意味で印象深いフライト。
ファイナル勝負で大門さんに引き負けて10秒差の2番手でゴール。

ぶっ飛びのリスクは低そうだったので、早めにテイクオフしてスタートに備えた。飛んでみなければわからないこともあるもので八郷役場周辺のグランドにもしっかり雲ができていて山で一緒に雲底に着けた博司さんもグランドへ。よく見るともう一人(シゲト)既にグランドで回していた。結果的にこのグランドサーマルは広範囲に30分近くも続き、有力選手の多くがスタートシリンダーの風上であるグランドの雲底からスタートしていた。

スタートしてから猿公園、加波山、富谷山を越えて10kmくらいまではペースの速いスピードレース。上昇率の高い高度帯(900m〜1400m)をキープしつつ、ほぼ真っ直ぐグライド。富谷山の北側からは、大門、板垣、鈴木博司、砂間、田中元気の5人で集団を形成し調子よく進むが仁井田駅パイロンの手前15kmくらいからのサーマルはそれほど強くなく、ややペースが落ちる。
グライドのコース取りで失敗したのか元気は低くなり集団からは脱落。砂間も駅パイロン手前5kmくらいでのサーマルで上げ遅れ、やや遅れをとる。
仁井田駅を取ったあと弱いリフト帯に入ったのでブレーキを踏んで上げ直しをはかる。先に進んだ3人も2〜3km先で回しているが上がりはよくない。砂間がまずまず上がりかけたところで、シゲト、まっつん、岡田さんがサーマルに入ってくる。情報量が増え、上げの効率がよくなり1500m以上上がる。残り20数km。そのままファイナルのつもりでグライドをかけるも、もうひと上げしたいところで回っている大門さん発見。迷わず被り、充分にゴールに届く高度を稼いでからファイナル。意地の張り合いで引き込み過ぎてゴールをショートするのを嫌い、大門さんの10m後方を100km/hくらいでグライド。ESSに近づくと大門さんのスピードは更に上がり、やや引き離される。
ゴール役員の岩村さんのゴール設営がなんとか間に合い、黒羽ゴールにランディング。
凄く楽しかった。




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# by taka_sunama | 2015-09-26 03:38 | competition | Comments(0)

2015年春の大佐山 まとめログ

今年の春の大佐山はクロカン条件が多く、よく飛べた印象だが、実際にクロカンへ出たのは6日だけだった。
また、追い風となる西風の日はなく、南風または北風でサーマルでしっかり上げて東方向にクロカンする感じだった。おかげで大佐山テイクオフ前はローターで荒れることはなく飛び易かった。
なお、記載のフライト以外の日にも地元のフライヤーが飛んだ日もあるようですがクロカンには出ていない模様です。

以下、把握している今年の春の大佐山のフライト記録。ほとんどは氏家さんのブログからのデータです。失礼ながら敬称は略させていただきます。

4/16(木) 冨原 25kmくらい
4/17(金) 冨原 大佐町LDG

4/18(土) スプリングカーニバル初日 南西
砂間 92.8km
氏家 81.8km
湯浅 80kmくらい
松田H 78kmくらい
松村 71kmくらい
冨原 71kmくらい
その他、多数フライト。ちーちゃんも津山まで。

4/25(土) 北風 max3000mオーバー
松村 136km
田中T 130km
鈴木A 125km
氏家 115km
砂間 115km
大竹 113km
服部 72kmくらい
松田H 62kmくらい
二宮 62kmくらい
竹野 40kmくらい
金 35kmくらい
湯浅 25kmくらい
高波 25kmくらい

5/2(土) 南風
砂間 173km(今期最高距離)
竹野 ハーネストラブルにより大佐町LDG

5/5(火) 北風
田中T 137km
砂間 134.5km
氏家 125.7km
鈴木A 100km
湯浅 80kmくらい
服部 25kmくらい
竹野 10kmから戻って大佐町LDG

5/17(日) 弱い北風
砂間 97.7km
氏家 93km
湯浅 65kmくらい


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# by taka_sunama | 2015-06-05 23:21 | Flight Log | Comments(0)

2015年5月2日 大佐山

大佐山から京都府京丹波町まで173kmのクロスカントリーフライト

細かくログを書こうと思ったが、長くなり過ぎて収拾がつかなくなりそうなのでポイントを箇条書きにします。研究したい人はライブトラックでどうぞ。

良かった点
1. 大佐山エリアに行った事
大佐山のハングは人が少なく、一人でエリアに行くと誰もいなくて飛べないので、事前にフライト仲間か回収者を確保しなければならない。今回は志が高い竹野氏が一緒にフライトしてくれたので、フライトすることができた。

2.津山盆地までは南東の風でサイドアゲンストだったが、積雲やリフトラインに沿ってしっかり上げて進み、向い風の空域をクリアできた。

3.海風の回避
南風だと海風が進入しやすく、海風に捕まると距離が伸びない。作用インター付近のサーマルが荒れていて流されて上げにくく、海風の影響を感じたので、作用以降できるだけ北側にコースを取り海風を回避した。山コースはリスクもあるが2000m以上の高度が取れれば、先が見えるので何とか進める。

4.後半(16時以降)南西の風とリッジソアリング、アーベントっぽさもあり、高度が取れないながらも距離を伸ばし篠山まで進めた。

5.篠山盆地でヒットしたラストサーマルを時間をかけて上げきれたこと。

6. 11:10テイクオフ 18:00ランディング
フライトタイム6時間50分
目一杯飛べたこと。

悪かった点
1.ファイナルグライドが南東風で向い風、高度が低くなるほど強くなって距離が伸びなかった。

2.ランディング場所の選定ミス
グライドパス的に最も東の田んぼに届きそうだったが、下層に入り向い風成分が強まって届かない可能性が少しでてきたのでコースより少し北側の広い田んぼに降りた。しかしここは南東側に山があり、ローターで酷く荒れていた。何事もなく済んだのは運が良かっただけ。最初からずっと北側の南側が開けている田んぼを狙うべきだった。

ライブトラックへのリンク

XCリーグへのリンク
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# by taka_sunama | 2015-05-08 21:52 | Flight Log | Comments(0)

サーマルのシフト、合流、強いショットに乗せること

2015年5月6日 霊石
晴れ、薄曇り、南風、お昼に下層の海風(北風)到着

前回、4/26日だったかな。注意不足でコンバージェンスをみすみす逃し、たぶんMが御立腹だと思われたので、今日はマジメにフル装備まで準備して、風を観察。登頂時点では普通に南風、風車は一度西を向くが再び南に向き回り方は遅い。ランディングの風は登頂前から弱い北風。
12時近くになって地表付近の風がランディングから山方面に強めに吹き出した。
川が波立ってわかりやすい。ハーネス着どき。南から出ようと思う、と言ってきた若者に直ぐに北風が入ることを伝え、構える。Mに風のイメージのアドバイスをもらいちょろちょろと入ってきた風でテイクオフ。
渋いが大きめのリフト帯で少しづつ上がっていく。リフト帯の中で少しづつ探りを入れて強い上昇を探しつつ、風に流されるリフトを追いかける。まだ南からも風は吹いているはずだから、南から上がるサーマルも合流する可能性もイメージ。この、サーマルというよりも風の流れの立体的なイメージがポイントなのかもしれない。
サーマルのシフト、他のサーマルが合流してより強いサーマルに、リフト帯の中に上がってくる強いショットに機体を乗せること。
そんなことは後付けで、飛んでいる時は全て直感なんだけど、そんなこんなで1100mくらいまで上がり、その後もう1度、一時は平均プラス5m/sの強烈サーマルで1330mまで上がった。
そうは言っても、いいことばかりではなく、1000m以上は南に進まないくらいの南風。これだけ高度によって風速が違うと、当然、激荒れの空域もあり、弾かれてダイブに入ったりして大変だった。で、ビビってたいして動けず、その内下がってきて、あとはいつもの海風の中のフライト。それでも600m以上は南風だったので700mくらいまで上がって北に向かうといつもは遠い小学校にあっというまに到着。帰りに高度が下がると海風フォローで楽に戻ってこれた。
マニアックな霊石の海風コンバージェンスに興味がある人の参考になればとダラダラ書いてみました。

サーマル、リフトラインのイメージは、こういう上げるのが難しいエリアで鍛えられると、他のエリアのわかりやすいサーマルだと簡単に上がりますよ。

今日はコンバージェンスがきっかけのサーマルで上がっただけなので、もっとコンバージェンスラインに沿って飛べるようになることが今後の課題です。

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# by taka_sunama | 2015-05-06 18:46 | technic | Comments(0)

2015年4月18日 大佐山スプリングカーニバル

春の大佐、大会初日 晴れ ブルー
1500m以下 南南西5m/s
1500m以上 西南西5m/s
15:00山崎付近 南東5m/s

上手そうなパラ(植田真ちゃんだったらしい)がまあまあ上がっていて、そこそこの距離のクロカンを狙うなら時間的にもギリギリになってきたので、
11:25 1番機でテイクオフ。南風が強めで上げにくい。大佐山南西斜面にいい高度で周り込めたので、高度をキープしながら同志を待つ。VR10の冨原さんがテイクオフ前で当てたサーマルで一緒に上げるも1300mで上がらなくなり、発射には厳しい高度なのでテイクオフに戻る。冨原さんはそのまま発射。
氏家さんがテイクオフしたら、サーマルが立ち上がりだして、二人で1500m以上上がる。氏家さんはテイクオフに戻ったが砂間はそのまま大佐盆地の端まで流して1900m弱で発射。
冨原さんを探しつつ、キープハイでゆっくり東進。弁当屋(久世)の南で1000m→1600m。南東に進むとプラス4m/sのサーマルにヒット。1900m程まで上がり東進すると次々に強めのリフトにヒットし、2100mまで上がる。
2000m付近は風向きが西寄りで、進みが良いが、結局2000m上がったのはこの1度だけだった。
冨原さんは見つからないが、後続は20km近く離れているので、単独でどんどん進むことにする。
その後は、良くて1600m、だいたい1400mくらいのサーマルトップだったがサーマルは豊富にあってあまり低くはならずに進む。
作用のゴルフ場の先でヒットしたサーマルをだいぶ流して1400mくらい。高圧線を越した先で当てたサーマルは1000mで流れていくだけ。そのまま山奥に入り込む選択もなくはないが、上がっても上限が低い為に先に進めなくなるので、弱気に低い尾根沿いに東進。山崎市街地から北西に伸びる尾根沿いに強めの風が吹いていてリッジはとれるものの向かい風で上がらない。海風っぽい。
最後は広い場所に降りる為にリッジを乗り継いで、少し距離を伸ばす。
15:05ランディング。約93km。

降りた時間が早く、まだ飛んでいた人もいたので、上を越えられるかな?と思っていたけど、やはり海風の進入には勝てなかったようで、砂間がこの日の最長距離になった。

グライダーのパッキングが済む前に、氏家慶子さま到着。幸せ過ぎる(^_^)。
しんちゃん、いつもありがとうございます‼︎

最高高度 2146m
飛行距離 92.8km
飛行時間 3時間40分

ライブトラック
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写真の一部は高波、大竹から拝借しました。
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# by taka_sunama | 2015-04-24 18:07 | Flight Log | Comments(0)

第20回 ハンググライディング世界選手権 in メキシコ 雑感

少し時間が出来たので、ザッと先日の世界選手権を振り返ってみます。
大会の競技日程は11日間で途中休養日が入って10本の競技になると思われましたが、10日目、11日目が競技をするには厳しい気象条件となって、飛ぶ前にキャンセルがコールされ、8本での成立になりました。キャンセルになった2日間も決して飛べない条件ではなかったのですが、近くで雨が降っていたり、やや風が強くランディングのリスクが高い可能性があったりで、もう8本しっかり飛べてるし、無理してやることないね、っていう雰囲気で熟考の結果、キャンセルになりました。

結果は95人参加で砂間は30位でした。
よく、日本人トップおめでとうございます、と言われたり、自分でも一般の人には日本人トップでした、と言ったりするのですが、まだまだ実力では上のレベルにいると感じる、大門さん、板垣さん、鈴木博司さんの出ていない世界選手権で日本人トップでも、そんなに嬉しくないし、あんまり意味はないかな、と感じています。
個人的に大会前に立てた目標順位は総合10位以内でした。目標なので実現可能なもっとも高い順位だと思っていたのですが、そういう意味ではそれほど間違っていたとは思わないし、目標に対する結果としては惨敗ですが、現在の自分の実力通りの結果だったと思います。

タスク毎の反省は省略して、結果を分析すると、より上位を狙うなら、コンペでの実力を高めることと、開催エリアをよく知ることが重要に感じました。
例えばトップ10のメンバーを見ると意外にもプレ世界選に出場していたのは4人ですが、優勝、準優勝の二人はプレでも好成績でしたし、マンフレッドがプレに出ていたら、また違った展開になっていたと思います。
コンペでの実力を高めるには、海外のよく飛べるコンペに継続的に出場できれば一番いいのですが、お金が続かないので日本でのコンペに高い意識で参加しつつ、お金を貯めて次回のプレ世界選手権に出れるように環境を整えていくしかないかな、と思っています。

今回の世界選手権で改めて感じたコンペにおける大切なことは
1.スタートの重要性
今回の世界選手権では、スタートシリンダーを大きくして集団をバラけさせて、混んだガーグルのリスクを減らし、スタートは実質最初の一回の一斉スタートでした。なのでスタートに5分以上遅れると、もはや勝負にならず、1分遅れでもかなり出遅れる、という印象でした。
砂間はタスク7でスタート前30分にスタートラインで上げ切っていたのに、不用意に単独で、より風上に動き、結果的にスタート時間に低くなってしまい、8分遅れでスタート。この日は比較的ショートタスクのスピードレースだった為、焦りも手伝い、タスク半ばでランディング。致命的な200点代を取ってしまい、一番悔やまれるタスクになりました。

2.特にタスクの難所では、キープハイを心がけ、マイペースで飛ぶことも大事。
日本チームが全員降りてしまったタスク1ですが、二つ目のターンポイントを取る前に砂間とユウジは先頭集団に入っていました。そこから三つ目のターンポイントに向かうところが標高が高く、対地高度が取れないエリアでしかも向い風。
砂間はまずまずの高度を取って進んでいたのですが、前の集団を追いかけようとやや焦り、しっかり上げ切る前に動いてしまったあと、地面が高い位置での上げ直しに失敗し、その後粘ってはみたものの結局ランディング。かなり難しいレグに感じたが、結果的には40名以上の大量ゴールで、慎重にキープハイでこのレグを攻略したパイロットがゴールしていたようでした。

3.トップパイロットと一緒になったり、先頭集団に追いついたりしても、一喜一憂せず、冷静にタスクをこなす。
実際に世界のトップパイロットとは、トータルの技量差がまだあるのだが、特にコンディションが渋い空域があると、トップパイロットもスローダウンせざるを得ないため、わりと追いついたりする。ここで変に嬉しくなって強気になったりすると、もともと厳しい空域なのであっさり降りてしまう。またトップパイロットも人間なので、彼らの判断が常に正しい訳ではなく、不用意についていくと一緒に降りることもあります。
タスク2の最終レグはまさしくそのパターンで渋くて厳しいレグなのはわかっているのに、この集団ならなんとかするだろう的な安易な考えで長いグライドをしてしまい、あっさり降りてしまいました。

どうしても反省点ばかりになりますが、結果を分析して気がついた事で、特にタスク6で砂間はデイリー6位だったので、全タスクで勝てなかったパイロットは準優勝のアントワンだけでした。
つまり、これはハンググライディング競技の本質なのですが、競技の性質上、タスク毎の結果は、どうしても運に左右されることがあります。それでも何本かタスクを重ねると、やはり実力が反映された結果になります。
大事なのはタスク毎の結果に一喜一憂せず、一日一日、ベストを尽くしてフライトすることだろうと思います。

日本チームとしては、皆が協力して、それぞれがベストを尽くしたが、残念ながら自力が足りず点が取れなかったという印象でした。
プレ世界選手権に出場していたのは砂間一人でしたが、競技開始1週間前に全員が現地入りし、十分に練習フライトが出来たのは非常に良かったと思います。
また、各自の無線機が、それなりに高いレベルだったので、各自が現状を短く伝えるだけでも有益な情報が多く、結果的には、まともな形のチームフライトが出来ていたように思います。

最後に今回の世界選手権にあたり、たくさんの御支援、御声援ありがとうございました。結果的には、予想以上にお金がかかり、皆さんからのカンパやハングエイドの支援がなければ、砂間としてはホントにお金が足らなかったと思います。
(実際、ちょっと足らない感じですが (^^;;)

是非、気軽に声をかけていただき、世界選手権の話や、ハングの話を聞いていただければ、微力ながら今までの経験をお話しできると思います。

もっと上手くなって、次回のブラジル、ブラジリアの世界選手権では、より上位に入れるように頑張ります。
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# by taka_sunama | 2015-04-13 14:18 | competition | Comments(0)
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ハンググライダーフライトログなど


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