takashiの独り言
2023-08-27T18:48:07+09:00
taka_sunama
ハンググライダーフライトログなど
Excite Blog
第23回 ハンググライディング世界選手権 in 北マケドニアクルシェボ
http://takashi427.exblog.jp/29679854/
2023-08-27T16:23:50+09:00
2023-08-27T18:48:07+09:00
2023-08-27T18:48:07+09:00
taka_sunama
competition
総合成績 54位 3525点優勝したアレックスの点が7096点なので、約半分の点しか取れなかった。明らかな惨敗。
過去数回の世界選手権で近づいた世界がまた遠ざかってしまった気さえする。
批判を恐れずに告白すると大会が始まる前からうまく飛べないかもしれない不安はあった。過去に1度も飛んだことのないエリアでの大会でいきなり好成績を残せるほど世界選手権は甘くないし、大会前の自主練習フライトで時間はそこそこ飛べたもののイメージ通りのフライトとは程遠く、エリアのイメージも実力差がタイムに現れやすい感じがした。基本的にコンディションは良いのだが、時間や場所によって全然上がらなくなることもあれば、ずっと上がりっぱなしになるラインも出来る。他機の動きや、雲の観察によって、どうタスクとコンディションと自分の動きに折り合いをつけるか、それが簡単ではないように感じた。
大会期間中、8タスクが成立して、初日はコンディションが弱くなるのがやや早く、遅れたパイロットや先を急ぎ過ぎたパイロットが降りてしまい35名くらいのゴール者に止まったが、残りの7日間は多少の向かい風はものともしないのか40名から多い時は70名くらいのゴール者が出ていた。(タスクはだいたい120kmから150kmくらい、タスク4は例外的に69km)
私は8本中4本ゴール。私がそこそこ上位に食い込む為には毎日ゴールするしかないのにゴール率が50%では総合成績が沈むのは順当。ゴールできなくてもゴール直前くらいまで飛んでおけば致命的な点にはならずに済むのだが大失敗を繰り返してしまった。自虐的な反省をいくら書いても意味がないので、今回気がついたことをいくつかメモしておく。
1. スタートはとても重要だけど、スタートに失敗したからといって必要以上に悲観的になることはない。トップパイロットやトップパイロットの集団でもスタートに失敗している。コンディションによってはみんなやや低めのスタートを切らざるを得ない場合もあり、それはそれでしっかりあげ直して先に進むしかない。
また、コンディションの割にタスクが長い日は多少遅れても1回目のスタート時間でスタートしないと最終的に時間切れになる可能性が高くなる。ただショートタスクの場合は2回目を選択する利点もある。(それでも大半の選手は1回目のスタートを選択するので2回目をあえて選択するのは難しい)
2.その日の上限高度近くを飛んでいる場合を除いて、ほとんどの場合+3m/秒以上の強さのサーマルを無視してはいけない。たとえ少し戻ることになっても強いサーマルを使って高く上げた方が先の展開が楽になる。(チームメートの貴重な情報を無視して向かい風をグライドした結果、降りる寸前の高度になり、30分以上スタック、レースから脱落した最終タスク9の教訓)
3.レベルの高いコンペでは終盤まで大集団が保たれることもある。ここでの勝負はファイナルグライドの見切りと、ファイナルグライドのスピード。これだけで数分の差がつき、20から40位くらい順位が変わってしまう。実は点差は順位ほどは離れないが、きっちりゴールしつつ出来るだけ早くゴールすることも大事。
4.当たり前だけど、自分の安全は自分で守らなければならない。世界選手権に行くと、どう見ても危ないでしょ、とか、それ上がらなかったらどうすんの?みたいなところを飛んでいる人もいるけど、それに影響されて自分の限界を超えて危険を犯せば簡単に事故につながる。往々にしてしっかり安全マージンをとって心に余裕がある状態で飛び切れたタスクが良い結果になることが多い。
5.グライダーの性能は大事だし、良く飛んで良く浮く方が有利だけど、みんながみんな最高性能のグライダーに乗れるわけじゃない。
It's not the glider. It's the pilot.
当たり前のことをダラダラと書いてしまいました。もっと上手くなりたいもんです。
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2022年5月29日 龍門
http://takashi427.exblog.jp/29208704/
2022-06-03T23:24:51+09:00
2022-06-04T23:59:48+09:00
2022-06-03T23:54:58+09:00
taka_sunama
Flight Log
予報は前日より上限高め、風弱めだったので、いつもの往復ながら長めの68.4kmタスクをセット。
TO→Lタン3kmEXITスタート→荒川小1.5km→Lタン1km→C16デルタ11km→お城2km→コーナン2km→ピラミッド1km→井阪橋1km→龍門LZ1km(ESS)
スタートゲート 12:50 13:00 13:10 13:20
ゴールなし。トップはコーナンに一番近づいたムーミンさん、続いて元気と砂間。お城まではだいたいの人が行っていた感じ。私は珍しくテイクオフで出遅れ、なんとか1回目のスタートには間に合ったが元気よりだいぶ低くスタート。上限高度が予想より低くスタート前の元気達が1500mくらい上がったみたいだけど、私は上がって1400m。1000m〜1200mトップのサーマルが多く、コーナンは遠かった。
いつものように、まりさんとタモンさんがずっと飛んでいて、後半よく上がったタイミングでまりさんはタスクをこなし、タモンさんは船渡鉄塔まで行ったらしい。
もうちょっと粘れば、コーナン行けたかもなあ。
砂間ランディング
タモンさんランディング
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2021年9月5日 龍門
http://takashi427.exblog.jp/28852985/
2021-09-06T00:35:11+09:00
2021-09-06T01:34:18+09:00
2021-09-06T01:34:18+09:00
taka_sunama
Flight Log
風 南東のち北西弱め
max1236m
フライト時間 1時間46分
タスク TO→体育館C07 3.5km(SSS)→デュプロB01 1km→大池駅D11 7km→北山B04 1km→井阪橋D04 1km→龍門LD ZAL 1km(ESS)→龍門LD
タスク距離 35.7km
スタートゲート 13:10 :20 :30 :40 の4回
セット by すなま
前山の積雲は景気がいいが、龍門付近は渋そう。12:00頃の上空は東風。一応晴れてきたので上がったらいいな、のノーミナル距離35kmのタスクをセット。先週のリョウスケ作のショート版。
ゴールは砂間 13:30 スタート 14:52:26(ESS)
元気が北山取って龍門LD
ひかりんが北山向かうが北山取れず
リフトは龍門山南西斜面〜旧ゴルフ場〜ヘリポ〜寺山〜JRのライン
砂間は龍門南西斜面でしっかり上げて東側のパイロンをクリア。西側のパイロンはヘリポ、寺山で上げ足してクリア。感覚的には一番遠い北山に向かう前に雲底1200mまで上がったのでゴールが可能になった。
さすがのコンペ組は一上げはしっかり上がっていたが、上限が900m〜1050mくらいだったのでスタートはバラバラだった。
コンディションなりのショートタスクを淡々とこなす事ができて、わりと楽しかった。
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2021年2月7日 龍門
http://takashi427.exblog.jp/28433718/
2021-02-07T22:14:25+09:00
2021-02-07T22:51:41+09:00
2021-02-07T22:51:41+09:00
taka_sunama
Flight Log
max1370m(雲底)
task:TO→Lタン1km→寺山1km→お城2km→近大3km→北山1km→井坂橋1.5km→龍門LD
タスク距離 36.2km
スタートゲートLタン1kmEXIT 13:00 13:10 13:20 13:30
セットbyすなま
ゴールは順に ミノちゃん、ナグサ、すなま
最後龍門LD届かず竹房LDまでがRすけ?、KP S水さん。
すなまのタイムは1時間36分
ミノちゃんは1時間25分くらいと思われる。
西風強めの予報だったので、大きくは動きづらいと予測し、タスクセット。Dイヤがサッサとテイクオフしてくれたので、みんなの動き出しが早く上空でスタート待ち。沖(北側)のラインで高く上げていたRすけとDイヤがタスク前半はリード。近大3kmの帰りにナグサとすなまが前に出たと思っていたが、もっと北のリフトラインに乗ったミノちゃんが高く近大をゲット、そのまま山に戻らずに沖での上げ直しに成功し、一気に先頭へ。龍門山頂の上がりがタスク開始後はイマイチだったのでいいタイミングで風上側に切り返して上げ切るテクニックと、リフトラインに乗せるイメージ、高速グライドの技術などで差がついたように思う。
リフトラインの信奉者がまた一人増えた。
若者がどんどん上手くなってきて、おにいさんは嬉しいです。
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2021年1月17日 龍門
http://takashi427.exblog.jp/28403368/
2021-01-18T00:18:06+09:00
2021-01-18T00:57:01+09:00
2021-01-18T00:57:01+09:00
taka_sunama
Flight Log
西西北西 かなり強め
max 1390m(ナグとzaizはmax1600mくらい)
task TO→Lタン2km EXITスタート→船戸ゴルフ5km(ほぼJR付近)→橋本橋1km→龍門LD(46km)
スタートゲート 13:10 13:20 13:30
ゴールなし
橋本橋取ってちょっとリターンがG気、M田さん、zaiz
九度山から竹房まで帰った ナグが良い判断。
すなまは九度山から帰ろうとしたが、先週と同じパターンでピラミッド北側にランディング。
飛んでいた高度の平均風速は7m/sくらい。
地上の平均風速は4m/sくらい。
今日は一上げが狙い通り気持ち良く上がって、そこそこ飛べたからまずまずかな。
龍門テイクオフは西風が強めの時でも、テイクオフ前に強めのリフトが発生すると、リフトが風をブロックして、テイクオフできる風速になるタイミングが生まれているように感じます。
なんだかんだでハングは全員飛んだみたいだから、よかったんじゃないでしょうか。
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2021年1月10日 龍門
http://takashi427.exblog.jp/28391936/
2021-01-10T23:30:51+09:00
2021-01-11T00:23:25+09:00
2021-01-11T00:23:25+09:00
taka_sunama
Flight Log
max1330m
西北西強め
task TO→Lタン1km→コーナン2km→お城→Panasonic1km→九度山鉄塔1km→井坂橋1km→龍門LD (65.9km)
スタートゲート Lタン1km EXIT 13:00 13:10 13:20 13:30
セット by すなま
ゴールはサダボンさん1人
次点は砂間 九度山とってピラミッド北側にランディング
みんなでコーナンを攻略しようタスク。
12:35頃にマッチャンマンが上げだして、続いて砂間テイクオフ。タスクに参加したのは6人くらい?13:00にはイマイチ上げきれていなかったので、13:10に雲底につけてほぼ一斉にスタート。
私はスタートバッチリと思いきや、次のサーマルにヒットできず、体育館あたりで引き返してやり直し。この間に3機ほどがやや沖のラインを高くグライドしていく。下層(おおむね400m以下)の西風が思いのほか強くサーマルが流れて上げにくく時間がかかる。40分以上かけたところでJR付近の空域が良くなり14時過ぎにやっと雲底近く迄上がりコーナン方向にリフトラインが出来、コーナンゲット。はっきり認識していなかったもののサダボンさんも私と似たような状況でここからわりと一緒に進む。九度山に向かうとき、どこかで一度しっかり上がればリッジを使って帰れると思って行くが、結局しっかり上げれず、ほぼリッジのみで九度山まで行く。高度不足で帰りにピラミッドの西側に回り込めずランディング。九度山とピラミッドの間のリッジをもう少しねばり強く丁寧に繋げば生き残れた可能性はあったと思う。
サダボンさんはPanasonicの後、上げ直しに手こずり、低くなったところで、旧アルバLD付近で高度200mくらいから引っ掛けたサーマルを流しながら育てて1500m近くまで上げたらしい。
それにしても、時間も遅く日も傾く中で時間をかけてゴールしたのは素晴らしかった。
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2021年1月4日 西富士
http://takashi427.exblog.jp/28383905/
2021-01-04T21:51:54+09:00
2021-01-04T22:16:42+09:00
2021-01-04T22:16:42+09:00
taka_sunama
Flight Log
晴れ max2070m(毛無アゴ)タスク
TO→天子→金山尾根(N36)→天子→タカデッキ→長者ヶ岳→雨ケ岳(P11)→野外活動(N32)→ML
タスク距離 54.5km
ハング3人でのフライト、コンディションまあまあ良さそう、ということでシリンダーは全て400m、スタートは11:15の1回天子400mEXIT。
さすがにスタートタイムが早すぎで、砂間はちょっと間に合わず。間に合ったナイナイが先行。最初から離されてしまい、一度も追いつけずナイナイ、砂間の順でゴール。砂間のタイムは1時間55分くらい。
午前中は、わりと渋く高度もしっかりとれないので主稜線からこぼれてしまい時間がかかる。タカデッキを取った後の毛無でガツンと上がり、後半は順調に回ってゴール。
西富士で飛ぶナイナイは、龍門で飛ぶマッチャンマンと同じくらいカッコイイ。
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2020年フライトログ
http://takashi427.exblog.jp/28378575/
2020-12-31T22:25:53+09:00
2020-12-31T22:54:46+09:00
2020-12-31T22:54:46+09:00
taka_sunama
フライトログ総括
内訳
西富士 5本 8h44min
龍門 32本 52h39min
大佐 2本 5h43min
石津 2本 3h31min
池田 10本 13h46min
霊石 4本 2h14min
足尾 7本 10h13min
高塚 1本 1h48min
板敷 3本 1h34min
荒神 1本 1h27min
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着陸場の地形(傾斜)の違いによるハンググライダー着陸時の注意点
http://takashi427.exblog.jp/27972753/
2020-02-16T12:58:46+09:00
2020-02-16T15:47:03+09:00
2020-02-16T15:24:08+09:00
taka_sunama
technic
ハンググライダーの着陸が難しい理由として、ハンググライダーは着陸時に滑空比をほとんど落とせない、ということがあります。なので高性能機ほど着陸は難しくなりますし、下り傾斜に弱風の向かい風で進入した場合かなりロングしてしまうリスクが高まります。
着陸場の下見はとても有益です。初めてのエリアでは当然ですが、普段飛んでいるエリアでも、着陸場の状況や、その日に吹きやすい風向きでのアプローチのイメージ、万一着陸場をショート、ロングした場合のリスクの大きさなどを確認しておきましょう。
普段からよく飛んでいるエリアでも、いつもと違う風向きになると、全然違うアプローチをしなければならなくなるので、そういう場合のことも想定しておくことが必要です。
前置きが長くなりましたが、そろそろ着陸場の傾斜の話に移ります。着陸場がもともと田んぼの場合、田んぼ一枚一枚は水平ですがもともとの地形に合わせて段差ができます。その土地の一番低いところに大きめの水路があって、さらに低いところに川が流れています。基本的には低いところに向かって下っています。
着陸場が河川敷の場合、ほぼ水平に見えても、下流に向かってわずかに傾斜している場合が多いです。また、石ごろごろの河川敷は流れている川に向かって傾斜しています。
当たり前のことをダラダラと書いていますが、私を含むほとんどのフライヤーは飛ぶと普段より頭が悪くなるので、ここで整理しておくことは意味があると思います。
ハンググライダーは操縦がよく効いてグライダーが安定する、やや速い速度でアプローチから最終進入まで行います。そうして、地面に近づいたところで地面と平行に滑空する地面効果に入る、と教わります。しかしいつも同じように地面効果が出るわけではありません。そこに障害物(段差)があればぶつかりますし、たとえ水平に滑空したとしても上り傾斜であれば地面にぶつかります。これを理解していないと、上り傾斜に気づかずにいつものように地面効果を使ってー、ドカシャンとハードクラッシュになってしまいます。
逆に下り傾斜、田んぼの下り段々だと、その傾斜がきつい場合、地面効果というよりも滑空が永遠に?続いて超ロング、想定外の構造物に激突したり、川チン、海チンにつながります。
こんなふうに書くと、自分はそんなヘマはしない、と思う人が多いと思いますが、しっかりと理解しておかないと現実に起こり得ることばかりなのです。
ではどうすればいいのか。
風向きに対して着陸地点に上り傾斜で最終進入を行う場合はショートしても問題ないアプローチをとり、地面との距離に注意して少し早めに減速していって、地面や段差にぶつかる前にフレアーをかける。段差の手前は段差の影になっていて風が無くフレアをかけても機首が上がらない場合もあるので段差の直前でフレアをかけても段差にぶつかる場合があるので少し余裕を持って早めにフレアをかける。
風に対して、わずかな下り傾斜で最終進入を行う場合は障害物のないアプローチゾーンでしっかりと高度を落とし、風が弱い場合は少しロングすることも頭に入れて地面効果を使って着陸する。
風に対して下り傾斜がきつい方向で最終進入してはいけない。風が強くて、グライダーが真下に降りるような場合を除いて、下り傾斜がきつい方向で最終進入を行うのは想定外のロングになるリスクが高いので、たとえ風に正対する向きだとしても、間違ったアプローチだと思います。
着陸場の長辺に沿って偏流をとるイメージで横風進入、フレアの際に風向きを意識したフレアをかけるのが良いと思います。
偏流をとるイメージがないと風に押されて風下側に流される恐れもあるので機首は風上に向けつつも、横風で着陸場に沿って降りるイメージをしておくと良いかもしれません。
動力が無く、滑空比をあまり変えられないハンググライダーの着陸は難しく感じます。
こんなふうに書いている私も昔の足尾でフレア時にベースバーを段差にぶつけてアップライトを2本同時に打ち折ったことがありますし、8年ほど前に最終進入時にとられて川チンしたこともあります。
今の若い人には私のような失敗をしないで上手くなって欲しいのです。
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2019年 フライトログ
http://takashi427.exblog.jp/27941611/
2020-01-19T23:36:44+09:00
2020-01-19T23:54:31+09:00
2020-01-19T23:54:31+09:00
taka_sunama
フライトログ総括
総フライト時間 157時間48分
エリア別内訳
龍門 26本 41h59m
池田山 17本 27h59m
大佐山 5本 24h34m
耳納 2本 4h37m
西富士 2本 4h23m
石津 1本 2h12m
衣笠 2本 16m
板敷 3本 1h54m
三加茂 2本 1h36m
七曲 1本 49m
足尾 4本 6h42m
獅子吼 1本 45m
霊石 3本 1h19m
meduno 6本 17h11m
Gemona 4本 14h38m
Val Sacca 1本 5h14m
Passo Pura 1本 1h40m
割とたくさん飛んだなー
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山並みのリッジリフトを理解してグライドすると、少し遠く感じるサーマルポイントにたどり着ける時もある。
http://takashi427.exblog.jp/27741437/
2019-08-24T13:57:00+09:00
2019-08-24T15:46:14+09:00
2019-08-24T15:06:05+09:00
taka_sunama
technic
私は、サーマルや他パイロットとの巡り合わせが良く、クリスチャンに数分遅れの2位でゴール。このフライトでうまくいったポイントをシェアしておきたいと思います。
結論から言うと、山並みのリッジリフト帯を理解してグライドすると、多少遠く感じるサーマルポイントへの移動が、思っているよりも少ない高度ロスで可能になる場合がある、ということです。
1つ目のポイントはT01(小島山)1kmの帰りの谷渡りでズブって高度ロスした後の展開でした。
牧場付近の上に付けたものの、そのまま南西方向に尾根沿いを進むには厳しい高度になってしまっていました。普段の自分なら、池田山に向かう途中の荒れた上がらないサーマルで回して高度ロス&時間ロスするところでしたが、この日は直ぐ横に鈴木博司さんがいたので、着いて行ってみることに。VGを引いたまま、全然回す素振りなく、どんどん南に進みます。確かにこの日は西風の成分はほとんどなかったので、山沿いは弱い上昇帯でグライド効率としては、まあまあでした。それでも高い池田山の尾根は東から回り込んでテイクオフの前を、ちょうどテイクオフの高度で通過。そのままいつもの展望台の上でスムーズにサーマルヒット。なんと効率的な!
2つ目のポイントは平地を東に渡って権現山で上げて南のT39を取ってT36(セメント)に向かう頃。そう先頭集団が続々と降りてしまった時です。もともと権現山を離れた高度が900mないくらいだったので、大ピンチなのは全員が理解していました。私は集団の中では、やや高かったのですが、セメント付近は前日、低くして降りているので印象が悪いうえ、先にセメント東の尾根に入った機体はズブって高度ロスしているように見えました。とはいえ上がっている権現山に向かうには厳しい高度。ひとまず先にセメントを取って近くにいたクリスチャンの様子をうかがうと、周りを見渡して即座に権現山へ向かう決断をしたように見えました。私と名草もクリスチャンを追いかける形で権現山に向かいます。そもそも権現山までたどり着けるのか?上がらなかったらサブランにも届かなくならないか?と考えたところで仕方ないので、高度200m程の低い山並みのリッジを取りながら、向かいます。権現山の北東側の小さなボールで2周だけ回して数メートルゲインしただけで、そのまま、ギリギリ権現山山頂のリフト帯に入っていけました。この場面の判断は、流石クリスチャン!と思わせるものでした。
こういう話は、今回が初めてではなく、以前もこのブログで紹介していました。大門さんの名言。
https://takashi427.exblog.jp/19885696/
主に鳥取霊石山のリッジソアリングについて昔書いた記事
https://takashi427.exblog.jp/19715469/
リッジソアリングというと、切り立った地形が続いている場所に程よい強さの風が吹いている場合に、高度を上げたり、キープしたりするテクニック。という理解の人が多いと思いますが、サーマルソアリングと同様にリッジソアリングも奥が深く、競技の世界でも、リッジを如何に上手く利用するか?というのは勝負の分かれ目になることもありますよ。
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第22回ハンググライディング世界選手権 in イタリアトルメッソ
http://takashi427.exblog.jp/27715026/
2019-08-03T18:18:12+09:00
2019-08-03T19:53:21+09:00
2019-08-03T19:32:19+09:00
taka_sunama
competition
大会前の目標は総合成績10位以内で、私は全然ダメでしたが、鈴木由路選手が私がやろうとしていたことを9割方やってくれました。どんなパイロットでも、イマイチうまくいかない日、というのは必ず訪れるものですが、そういう日でもキッチリと自分のやるべきことをして、遅くなってもしっかりゴールしていた由路は世界のトップパイロットの一人として認識されたように思います。
大会を終えて感じたのは、もっと貪欲に技術を向上させる為に努力しなければ、望む結果は得られない、ということです。西富士や龍門のリッジを速く飛べる田中元気選手はイタリア、スロベニアのリッジレースでも速く飛べるわけで、やはり自分が出場する大会で自分より上手な選手から技術を吸収し、さらに高める努力を続けなければならないと思います。
個人的に、団体戦にはあまり意味を感じていませんが、一部のトップパイロットの不参加により振るわなかったオーストラリアやチェコ、ハンガリーと比べると日本チームの層の厚さを感じることができました。田中元気選手や加藤実選手はデイリーではシングルでゴールすることは普通になりつつあり、私自身がそこそこ速くゴールしてもチーム得点に使われない、という日もあって頼もしく思うと同時に、もっと彼等の技術を学ばなければならないと思います。
個人成績はガッカリするものの、大会自体はたくさん飛べて好条件の日もあり、非常に楽しめました。
世界選手権で好成績を残す、ということが難しくても、世界の素晴らしいエリアで思いっきり飛ぶ、というのは私の生きる活力になりえるので、今後も出場できるチャンスがあれば、出場したいと思います。
今回は大会中に、全くもってしょうもない大ミスをしてしまい、チームには最後まで迷惑をかけてしまいました。本当にごめんなさい。助けていただいてありがとうございます。
個人的な支援や、ハングエイドを通じた日本チームへの支援、ライブトラックでの深夜までの観戦等、多くの方にご支援、ご声援をいただき、ありがとうございました。
大会結果 リンク
https://airtribune.com/22nd-fai-world-hg-championship/results
総合成績
https://airtribune.com/22nd-fai-world-hg-championship/results/task4289/comp/class-1
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2019年2月17日 龍門月例会
http://takashi427.exblog.jp/27448261/
2019-02-18T01:10:00+09:00
2019-02-18T01:55:20+09:00
2019-02-18T01:48:11+09:00
taka_sunama
Flight Log
タスク TO→Lタン2kmEXITスタート→コーナン2km→名手小3km→和歌山インター1km→大門口橋LD1km→コカコーラ1km→龍門LDゴール タスク距離68.5kmスタートゲートは12:30、12:40、12:50、13:00
セットby リョウスケ&名草
ゴールは砂間、名草
砂間は12:40スタート、15:20頃ゴールだから、タイムは2時間40分くらい。
和歌山インター取って竹房LD迄がリョウスケ
集計結果は後日。
コーナン、名手小を、そこそこ順調に取ったあと、寺山、JR周辺が上がらないタイミングになり、スタック。
なんとか生き残り山頂戻ってやり直したりしたが、結局JR付近で雲底に付けて西へ。タイミングよく積雲が出来て、リョウスケと一緒に和歌山インターへ。帰りはアテにしていた、グランドサーマルにヒットせず、船戸から西に伸びる低い山並みに取っついて、なんとか上がりました。
今日はライブトラックがとれてたみたいなのでリンクを張っておきます。
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2019年1月2日 耳納
http://takashi427.exblog.jp/27392787/
2019-01-12T13:16:41+09:00
2019-01-13T18:14:10+09:00
2019-01-12T13:34:54+09:00
taka_sunama
Flight Log
数キロ先の雲底近くに氏家さんを発見。前を飛んでいる人がいると少し強気になって進む。大分自動車道付近まで来るとかなり遠くまで来た気分になり後で確認したら筑後小郡インター付近。ここで1400mオーバーすると、鳥栖JCTはすぐ近くに見えるし、福岡市内も大きく見えてくる。が振り返るとランディングも遠い。氏家さんが上げていたように見えた城山の西の池まで行くが、上がらず、高度も落ちてきたのでリターン。帰りもなかなかしっかりは上がらないものの、そこそこ上げつつ耳納連山に向かうと山裾辺りのサーマルで雲底まで上がり、そのまま雲づたいに西に進み、久留米インター近くまで行って、帰りはリッジに戻って楽々テイクオフへ。(久留米近くのリッジは低いので、ちょっとビビっだけど、大丈夫だった。)
後はお約束で東の鷹取山鉄塔まで行って、適当に高度を落としてランディング。
昔の大会も含め、過去20本くらいは耳納で飛んでいるけど、一番広範囲を飛べたので、記録としては大したことないけど、HG競技委員会のフライトコンテストに申請してみた。
mutaさんのおかげで簡単にフライト軌跡を確認できるようになっていて、素晴らしいと思う。
https://jhf.hangpara.or.jp/hgc/19XC/index.php
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ハンググライダーで飛んでいる人で、まあまあ上手いんだけど、時々、ポカや大ポカ(要は失敗)をする人は何に気をつけて飛べばよいのか。
http://takashi427.exblog.jp/26879112/
2018-06-07T21:10:44+09:00
2018-06-07T22:49:55+09:00
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taka_sunama
technic
元々人間は自力では空を飛べないので、簡単には上手に飛べないし、たくさん練習して上手に飛べるようになったとしても、自分のキャパシティを超える状況に遭遇したり、わずかな判断ミスが重なったりすると、大きな失敗に繋がったりします。スカイスポーツの失敗は危険が伴うので、失敗しない方がいいのは当たり前ですが、たくさん飛んでいくと、全く失敗しない、というのは不可能に思います。
まあ、私自身、あんまり人には言えないような大失敗を何度もやらかしているので、言い訳みたいに聞こえますが、私が特別、変わった思考の人間だとは思えず、私の若い頃と同じように、まだ経験値が浅い(おおむね、山飛び200本未満)段階で、いろいろなリスクに対して考えが及ばない若者(初心者)は多く見られます。
で、単に気をつけろと言われてもどうすればいいのかわからないと思うので、少し具体的に考えていきましょう。
多くの人は空を飛んでいる時は飛んでいない時に比べると頭の回転が鈍くなり、冷静な判断が難しくなります。過去に1000本以上飛んでいるようなベテランフライヤーがいつもそつなく上手に飛んでいるように見えるのは、飛ぶことに慣れていて、経験値の浅いフライヤーに比べると空中で冷静な判断ができるからです。そんなベテランでも熱くなり過ぎると周りが見えなくなって、失敗したりします。
私は、良くも悪くも飛ぶことが異常に好きなので、空を飛ぶことには慣れていますが、風が強かったり、山のローター域(乱流域)に入ってしまって、グライダーが暴れたりすると、やっぱり焦ります。そんな時は(どんな時でも、ですが)、その時の客観的な情報を集めます。風の強さ、風向き、乱流の度合い、現在の高度、着陸場までの距離、正規の着陸場に届かない可能性があるのなら、他の場所で安全に着陸できるところはどこか、などです。頭の中で整理するのが無理なら声に出して確認してもいいかもしれません。
そして、その状況で判断に迷ったら、自分の技量において、できるだけ安全な方の判断をしていくことが重要です。なぜなら、気持ち的に、いっぱいいっぱいで飛んでいたり、焦った状況で飛んでいること自体が、すでに危ない状況だからです。
ちょうど風を受ける斜面を見つけて、とりあえず楽に高度をキープできる状況になったり、降りそうな状況からサーマルにヒットして、ひとまず安心できる高度まで上がったりすれば、少しは乱れた心が落ち着き、またフライトを楽しむ余裕が生まれるでしょう。
まあ、高度がなくなったら降りるしかないので、ランディングすることに集中しましょう。ランディングはいろいろな情報を自分で判断し、的確な操作で上手に高度を落としていかなければならない難しい技術だと思います。
テイクオフもランディングも、いつも同じ風が吹いていればそれほど難しいとは思いませんが、実際には、いつも違う風が吹いています。
技術の鍛練に終わりはないように思います。
だらだら書いたわりには、まとまりがなくてすいません。
若者にたくさん飛んで上手くなって欲しいけど、事故は起こしてほしくない、おじさんの独り言でした。
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